2011/05/12

記号で判断する時代じゃないでしょ...


アメリカも日本もビジネス上でメラビアンの法則を重要視しているようだ。
本来の趣旨から、逸脱して違った価値観が一人歩きしはじめている。
「見た目が大事」「話の内容よりも喋るテクニックが重要」などと
その場しのぎの技を身につけて世渡りしていこう的な流れに拍車がかかる。



目に見える記号や格付けで人を判断するのが当たり前になってきてる。
学歴、乗ってる車、ブランドBAG、ファッション、利用するホテルの格付け...
細かい情報を点と点で繋ぎ「あの人はあぁいう人だ」などと身勝手な烙印を押す。


クレジットカードの格付け(ゴールド、ブラック、プラチナ等)もあるようだ。
カードの色でもって、ユーザーの資金決裁力を証明するらしい。
水戸黄門の印籠みたいな威力があるらしい。
京都の「いちげんさん(一見るさん)お断り」のお店でも
上級カード保持者がカスタマーデスクに連絡すれば、
デスク経由であっさり入店できるという。それが、ラグジュアリーだと謳っている。
また、人脈をお金で切り売りするビジネスまであるらしい。
歩き方、テーブルマナー、立ち振る舞いを磨けば
運が良ければ社交界に入れるので、アッパーな暮らしになれますよと...謳い
高額な授業料をガッツリ搾取する自己啓発学校だ。
しかも、卒業といふ節目を設定していない為、始末が悪い。
具体的には日々勉強などと延々と訳の分からぬ講座を受講させ、人脈をチラつかせ
一生授業料を搾取し、未来永劫儲け続ける製造原価を持たない恐ろしい虚構ビジネス。
カネと引き換えに、自分のパーソナル評価をUPできると営業トーク必死の件。
果たして、それは本当だろうか...?(苦笑)


そんな外面で取り繕った情報で、判断しても精密度は比例しないと思う。
クレジットカードも割賦販売法改正によって、使い辛くなった。
そもそも、クレジットカードは「借金カード」にほかならない。
なのに、そこに上級者格付けなぞして、プライドをくすぐられながら
年会費を搾取されている、痛々しい構図にそろそろ気づく時代の足音が聴こえる。


平和なときほど、実力の差は曖昧でぼやけて、よくワカラナイ。
しかし、知らぬあいだに、既存の仕組みが壊れて、実力社会になってしまった。
高額な服、念入りな化粧、そんな虚栄の皮を引っ剥がしたとき
輝いてるものを何かひとつでも持ってないと、それこそ生きて行けないご時世になった。
上級クレジットカード? それは単なる借金王じゃないか?!と一蹴される
今迄の当たり前が当たり前じゃなくなっていく。
天地真逆の価値観へと移ろう過渡期でありましょう。
メラビアンの法則をパスしても、実力チェック関所が増設された。
今迄通用してきた、虚栄の人脈切り売りビジネスも廃れていくだろう。
クレジットカード業界も...
これからは 「質実剛健 」「分相応 」「実力主義」をパスした本物だけが生き残る。
人脈も、信用も、実力もカネで買うのではなく、自分の手で掴んで行く。
つまり、記号で判断する時代は、終わった。






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