2011/05/16

45bpm から 33bpm みたいな

人間若い時は、ぐるんぐるん回る。
体力も、頭も、行動も...
回りすぎるだけに、空回りも少なくない。


一所懸命に取り組む時間経過のなかで見えてくるものもある。




だんだん、年齢を重ねてきたら
あれだけグルグル回ってた45回転が
だんだん速度を落として、33回転になっていくような感じ。


周りに見える景色、ものの見方、感じ方
衣食住の選び方、何かを買うときの基準
人にたいする気遣い...すべてが変わっていく。


みんな同じ時間なのに。
誰にたいしても、1年365日で、1分は60秒で、1時間は60分なのに。



45回転のひとは、33回転の人のきもちがわからないときがある。
「言葉全然話せなくなりましたなぁ〜」
「ちょっと認知症が出はりましたか?」
「いままでは、ハキハキしてあったのにねぇ〜」

老いにより、回転速度が低下した人にたいして
低下前の話をされても、決して当事者の心は晴れない。
だって、33回転から45回転には、もう戻れないんだから。

若い人、老いた人、これから老いていく人
いろんな世代の人が、カオス状態で、地球とともに呼吸しながら生きている。
回転速度が違うことを察して、相手の速度に合わせる人でありたいと思う。



音楽でも同じことがいえる。
相手の声域によって、KEYを変えたり、息の長さ(声量)によって
bpmを配慮する等の柔軟性があるか否かで、コラボレーションの完成度も違ってくる。

人生も、音楽も、できるだけ
地球とこころに優しいものを作っていきたい。



2011/05/15

横並びにならない人生と勇気

昔は、横並びファッションを自ら選んでおきながら
人と同じはイヤなんです...などとワケのわからぬ自爆ループに陥っていた。


学生コンパの時は「みんなどんな服で来るの?」
「私、服持ってな〜い〜」などと互いに牽制しながら
結局本番になると、ビシーーーーーーっと決めてくるのがお約束だった。
そのファッションは、雑誌を手本にしているものだから
結果的には、皆殆ど横並びの完成度だった。


でも、卒業をして、就職をしたり、結婚する等
個々の人生パスを長らく歩んできた結果、横並びの感覚すら忘れてかけている。
もう、あの価値観は思い出さないほうが良いような気さえする。


最近は...
尊敬する人がmyムーブメントになってることが多い。
雑誌の流行を気にすることは、殆どなくなった。
音は知らず知らずのうちに、尊敬する人の音使いを無意識に選んでる。
尊敬する人の着ている服装に憧れたり、参考にしていることが多い。


スティービー・ワンダーさんの生成色チュニック姿はとてもシビレル。
ハービー・ハンコックさんの他者と協調しながらmy解釈をじわじわ表現する姿勢。
ドナルド・フェイゲンさんの20年経過しても、色褪せない楽曲構築力(特にナイトフライ)。
チック・コリアさんの小さいミクロから大きい宇宙を表現する、不思議音。
矢野顕子さんの、独特なコード展開と歌詞の融合。
ジョージ・デュークさんの「someday」の、流転する神業コード展開。






また、twitterで懇意にしていただいている人の呟きで
スカーフを頭に巻くといふideaにとても刺激を受けた。
スカーフって...首に巻くものばっかり思っていたから、とても新鮮な印象だった。
そして、連想されたのはエリカ・バトゥさんのルックスだ。











尊敬してる人から影響をうけて、自分がすこしずつ変わっていく。
身にまとう布づかい然り...
人の温もりを介して、どんどん違う世界を見ている。


口べたで、がんばりどころのピントがズレまくり
世の中生きづらくて、疲れて道端で寝転んでるわたしに
手を差し伸べてくださる人たちがいる。


音源づくりのヒントを...
世界に唯一のideaをそっと教えてくれる。
横並びにならない人生に勇気をくださる
みんなのことをおもいだしたら、屁こいてる場合ちゃうわと思う。
改めてこころから感謝也。(-人-)

2011/05/14

余韻って...

除夜の鐘がゴーーーーーン。そのあと耳にブワンブワンとさざ波のような余韻が残る。
ゴーーーーーンが存在そのものだとすれば
さざ波のような余韻は、その物体の影もしくは気配かもしれない。










仲間と一緒に馬鹿話をして盛り上がっていた瞬間を思い出す。
1年前に亡くなった愛犬
2箇月前の3月11日前
10年前に亡くなった祖父
これらは、みんな余韻が連れて来てくれるように思う。


余韻の音構造はいったいどうなってるんだろう。
楽しい余韻
悲しい余韻
切ない余韻
いろんな種類があると思う。


できることなら、しあわせな余韻といふものを
作りたい。うん、作ってみる。

五行と精油(Luckyフレグランス)



みなさんは、ご自身の五行をご存知ですか?
木 火 土 金 水  の五種類を五行というそうです。
厳密には、木のプラス(陽)、木のマイナス(陰)というふうに
それぞれに陰陽が割り振られているのだそうです。


参考図表(wikipediaより) 陰陽五行思想


ファイル:Heaven stem affect.png


ご自身の五行を知ると、結構面白いかもです。
五行に応じた、精油が存在するらしい。
それに基づくLuckyフレグランスを見つける愉しさを発見しました。
無料で五行を調べられるサイトもあるようです。☞こちら
参考文献は、この本らしいです。☞こちら

木は(水により生かされる)☞水の精油も使うとよい
火は(木により生かされる)☞木の精油も使うとよい
土は(火により生かされる)☞火の精油も使うとよい
金は(土により生かされる)土の精油も使うとよい
水は(金により生かされる)金の精油も使うとよい


木のバランスを整えてくれる精油(柑橘系)

オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット
カモミールローマン、ヘリクリサム、ヤロウ
ラベンダー、メリッサ、レモングラス、ネロリ、ペパーミント、スパイクナード

火のバランスを整えてくれる精油(白いお花系)
イランイラン、ジャスミン、メリッサ、ネロリ、ローズ、ローズマリー
ローレル、パルマローザ、スパイクナード、ローズウッド、ジンジャー、パチュリ、レモン

土のバランスを整えてくれる精油(スパイス系)
安息香、カルダモン、コリアンダー、フェンネル、レモン
フランキンセンス(乳香)、マジョラム、ミルラ(没薬)、パチュリ、白檀、ベチバー
グレープフルーツ、ゼラニウム


金のバランスを整えてくれる精油(ハーブ系)
サイプレス、クラリセージ、ユーカリ、ヒソップ、パイン、ティートリー、タイム
フランキンセンス(乳香)、ジュニパー、マジョラム、ミルラ(没薬)、ヤロウ


水のバランスを整えてくれる精油(体内水分調整系)
シダーウッド、ゼラニウム、ジンジャー、ジュニパー、タイム、サイプレス
キャラウェイ、サイプレス、ジャスミン、白檀、ベチバー


みなさんも、ご自身の五行に応じた精油を調べることができます。
参考サイト。こちら

わたしは「金」らしいです。
上記の「金」精油は偶然にも好きな香りが多いです(ヒソップ以外全て)。
けっこう、五行と嗅覚の好みが一致しているのかも知れませんね。
香りに興味のあるみなさんは、是非五行精油チェックお試しあれ。


個人的にミルラ(没薬)は、アロマ学校に通っていた頃、精油を試香した際
いちばん最初に好きになった精油です。
エジプトで遺体をミイラ処理する際の防腐剤として使われていたという逸話があります。
また、東方の三博士がキリスト誕生時に捧げた3つの贈り物の中に
没薬が入っていたそうです。
第一印象は薬品臭いのですが、深みある樹脂特有の余韻に心鷲掴みとなりました。




わたしの好きな香りの会社サンタマリアノヴェッラでも
ミルラの近似種であるスウィートミルラを使用した香水が一種類あることを知りました。
「オポポナックス」です。




ボトル2つのうち右側がナポレオンが愛用した逸話の残る「フィエノ」です。
草原と石鹸の香りが(ワイルドローズも入ってるらしい)融合された、独特の香り。
他ブランドの**に似てますといふ説明が出来ないところが、たまりません。
ナポレオンの逸話から、男性ユーザー向けの香水として周知されていますが
この爽やかさとハーブの深みが共存する持続性のある香りを好む、女性も多いことから
実際は、知る人ぞ知るユニセックスの名香となっているようです。
水色は、殆ど無色透明です。


方や、ボトル左側の「オポポナックス」は、ご覧のとおり濃い茶褐色の水色。
スウィートミルラ(=オポポナックス)と、松ヤニのブレンドにより「雨の茂み」を表現。
前述の「フィエノ」に比べて、重みのあるズッシリとした落ち着きのある香調。
五行「金」の助けとなる香りの系列に属するといふことも相まって
愛着を持って使っていける一本になりそうです(^-^)


みなさんも、ご自身のLuckyフレグランスが見つかると面白いかもですね。
ご参考までに(^^人)♡



2011/05/12

記号で判断する時代じゃないでしょ...


アメリカも日本もビジネス上でメラビアンの法則を重要視しているようだ。
本来の趣旨から、逸脱して違った価値観が一人歩きしはじめている。
「見た目が大事」「話の内容よりも喋るテクニックが重要」などと
その場しのぎの技を身につけて世渡りしていこう的な流れに拍車がかかる。



目に見える記号や格付けで人を判断するのが当たり前になってきてる。
学歴、乗ってる車、ブランドBAG、ファッション、利用するホテルの格付け...
細かい情報を点と点で繋ぎ「あの人はあぁいう人だ」などと身勝手な烙印を押す。


クレジットカードの格付け(ゴールド、ブラック、プラチナ等)もあるようだ。
カードの色でもって、ユーザーの資金決裁力を証明するらしい。
水戸黄門の印籠みたいな威力があるらしい。
京都の「いちげんさん(一見るさん)お断り」のお店でも
上級カード保持者がカスタマーデスクに連絡すれば、
デスク経由であっさり入店できるという。それが、ラグジュアリーだと謳っている。
また、人脈をお金で切り売りするビジネスまであるらしい。
歩き方、テーブルマナー、立ち振る舞いを磨けば
運が良ければ社交界に入れるので、アッパーな暮らしになれますよと...謳い
高額な授業料をガッツリ搾取する自己啓発学校だ。
しかも、卒業といふ節目を設定していない為、始末が悪い。
具体的には日々勉強などと延々と訳の分からぬ講座を受講させ、人脈をチラつかせ
一生授業料を搾取し、未来永劫儲け続ける製造原価を持たない恐ろしい虚構ビジネス。
カネと引き換えに、自分のパーソナル評価をUPできると営業トーク必死の件。
果たして、それは本当だろうか...?(苦笑)


そんな外面で取り繕った情報で、判断しても精密度は比例しないと思う。
クレジットカードも割賦販売法改正によって、使い辛くなった。
そもそも、クレジットカードは「借金カード」にほかならない。
なのに、そこに上級者格付けなぞして、プライドをくすぐられながら
年会費を搾取されている、痛々しい構図にそろそろ気づく時代の足音が聴こえる。


平和なときほど、実力の差は曖昧でぼやけて、よくワカラナイ。
しかし、知らぬあいだに、既存の仕組みが壊れて、実力社会になってしまった。
高額な服、念入りな化粧、そんな虚栄の皮を引っ剥がしたとき
輝いてるものを何かひとつでも持ってないと、それこそ生きて行けないご時世になった。
上級クレジットカード? それは単なる借金王じゃないか?!と一蹴される
今迄の当たり前が当たり前じゃなくなっていく。
天地真逆の価値観へと移ろう過渡期でありましょう。
メラビアンの法則をパスしても、実力チェック関所が増設された。
今迄通用してきた、虚栄の人脈切り売りビジネスも廃れていくだろう。
クレジットカード業界も...
これからは 「質実剛健 」「分相応 」「実力主義」をパスした本物だけが生き残る。
人脈も、信用も、実力もカネで買うのではなく、自分の手で掴んで行く。
つまり、記号で判断する時代は、終わった。






2011/05/11

読経の音(研究備忘)


読経の声が、一瞬ハモるように聴こえることがある。
しかし、また不協和音方向へ転じたり・・・
あの、不安定な肉声の響きがとても音楽的に聴こえる。







音楽史のなかで学ぶ「声明」
僧侶が抑揚をつけてお経を唱える...
あれは、楽譜で書かれているのだろうか...
楽譜に書かれていたら、あの微妙な抑揚も
次世代へ伝承していけるから安心だ。








「涅槃交響曲」は「声明」を
声、オーケストラで表現する。
この世にある出来事、清濁がカオス状態。
其れを音に表しているように思う。
simpleなドレミファソラシド12種類絵の具を
微妙に混ぜ合わせた力作だ。
曼荼羅を見ているような...
ペータース社のスコアがあるとの事。
12平均律のスコアで、ここまで柔軟な音を
創造構築した黛 敏郎さんの脳内構造は
どうなっていたんだろうか。
参考資料は☞こちら





2011/05/10

たいせつなもの 失うべくもの

わたしは、きのう確実に失うべくものを失った。
それでよかったと思ってる。


神様が、何度も何度も私に試練を与えた事柄。
「人脈ショートカットの誘惑」だ。
決して若いとは云えぬ年齢域に達している自分。
死生観についても、頻繁に考えるようになった。
音楽の仕事へ復帰したのがあまりにも遅過ぎる。
焦りの気持ちも無いと云えば嘘になる。


そこに、成功ショートカット人脈をチラつかせた人が
何度も何度も、姿形を変えて私の目前に現れる。
動物に例えたらハイエナだ。
人の弱みにつけこみ骨の髄までしゃぶりつく狡猾な軍団。
「この人は、あの人を知ってる。」
「あの人はこの業界で有名人。」
「だから、この人に取り入っておいたほうが良いわよ。」
今迄2度程断ってきた。
それでも、懲りずに「あなたの為を思って」という
枕詞をつけて、3度目の望まぬ誘惑が目の前に。


今回は最大級だった。
それでも、断った。
しかし、タダ事じゃ済まなかった。
I can't go for that ...
あんな屈辱をヘーコラ受け入れてはならない。
私にとって何も宝物でも何でもない。
もう、四度目は要らんという意味を込めて
すこし、精巧な火薬を仕掛けたダイナマイトを爆破させた。
それが、よくも悪くも功を奏してしまった。
あんなに大きな音が鳴るとはなぁ(遠い目)。


おそらく、もうハイエナ連中は
わたしの暮らす、森の王国に足を踏み入れないと思う。
わたしの、たいせつにしている宝物は、仲間と
じぶんの目指す音。それだけ。
そこんところを、はっきりさせたかった。


だから勇気をもって、火薬に火をつけた。
想像以上にえらいことになった。
でも、放っておいたら火は消えていた。
くすぶって黒焦げになったハイエナ残骸と
私のこころの弱さの燃えカスが、雨風とともに飛んでいった。
後悔はしてない。怪我もない。


自分が、大成するまでに
いのち残量が間に合わないかもしれない。
でも、それはそれでいいと思う。
できる範囲で、納得した生き方をしたほうが絶対いい。
人に媚びることなかれ。
正直な音を追求して、できるだけ多くカタチに残して
大切な人に届けられたら、御の字なんだよ。


合掌