5月31日から、市民プールへ通いはじめた。
1箇月の定期券を作った。
プールのレーンは、レベル別に分かれている。
わたしは、初級レーンへ行った。
そこに、長身の70歳くらいの白髪の紳士が
40代くらいで身長が110㎝程しかない男性の水泳補助をしていた。
恐らく息子さんなのかもしれない。(以下息子さんと称する)
息子さんは、身体をくねらせ、思うようにバタ足ができぬ自分に苛立っている様子。
白髪のお父さんは、とても切なそうな顔をして、彼を抱きかかえ
沈むと、すぐに両手で抱きかかえ、水面でゆらゆら抱っこしていた。
健常者の人達が、苛つきながら、彼等親子を追い抜かしていく。
いたたまれなくなった、親子は水深の浅い自由レーン(小サイズ)へ移動したあと
何かを紛失したみたいだ。
わたし「お父さん、何か探されてるんですか?」
紳士「ええ、この子(息子さん)のゴーグルが何処かで失ったみたいなんですよ。」
わたし「あぁ〜なるほどですね。そしたらどこに居るところから、無くした感じですか?」
紳士「自由レーンのところかなぁ」
わたし「わかりましたお父さん。私自由レーン潜水して探してきますワ。」
紳士「えっ...いいんですか?」
わたし「はい^^大丈夫ですよ。きっと見つかりますよ。ゴーグル」
そういって、私は自由レーンを潜水しまくって彼のゴーグルを探した。
細かく、くまなく潜水チェックしたけど、肝心の黒いゴーグルが見つからん。
紳士「お姉さん〜〜!!! おーーーーーい!!!」
わたし「はぃ〜〜〜?!!!」
紳士「(黒のゴーグル)見つかりました!!!(タイルに落ちてたみたい)」
そして、遠目から手を合わせてお辞儀をしてくださった。
私も、遠目から敬礼をしておいた。
そして、息子さんも身をよじらせながら、わたしにたいして
お礼の気持ちを伝えたそうだった。
言葉なんかいらんと思った。それだけで充分気持ちが伝わってきたからだ。
わたしも、息子さんににっこり会釈を返した。
みんな、うまれてきて様々な境遇が用意されている。
そのなかでチカラいっぱい生きている。
プールという公共の場所で、いろんな命が蛍の燈のように
せいいっぱい輝いて、すれ違っていく。一瞬のこころの温もり。
根掘り葉掘り、下世話なことを聴かなくても
わかり合える...こんな一瞬がだいすき。
お父さんと息子さんとの出会いに感謝(-人-)
>わたし「お父さん、何か探されてるんですか?」
返信削除>紳士「ええ、この子(息子さん)のゴーグルが何処かで失ったみたいなんですよ。」
いいね!困った人を見てさり気無く声を掛けれるとは素晴らすぅい事ですよん^^
自分はなぁ・・・なかなかデケマヘン(恥)
あれこれ考えちゃうと駄目だねー。声かけると逆に変に思われちゃうかな?とか断られるとバツが悪いな、とか。
で、結局自分の中で「ま、あんまり困ってなさそうだし 黙ってて正解だったな」と自己完結。
結局、自分を正当化して些細な後悔を消しちゃおうとしてんだよね・・・イカンイカン!
こんな事では「粋」なオヤジになれんねww
>言葉なんかいらんと思った。それだけで充分気持ちが伝わってきたからだ
わかる!他人とちょっとした事がキッカケで、お互いの気持ちがシンクロした時って凄い幸福感がありますよね!
人間万歳\(^o^)/
Shigeさんへ
返信削除シゲさん(。≧ω≦)ノコンチャ!!
いつもありがとうございます(人-ω・)*
シゲさん、恐縮ですm(_ _;)m
わたしもシゲさんの気持ちめっちゃわかります。
紳士の方に、声をかけるか否か、とても迷いました。
いつもは、タイミング逃してしまうクチでつ^^;。
>他人とちょっとした事がキッカケで、
>お互いの気持ちがシンクロした時って凄い幸福感がありますよね!
>人間万歳\(^o^)/
ほんまですね^^
ちょっとした一瞬のキッカケなんですよね〜。
そこを、拾うか拾わないかで
一日の充実度が、大きく変わることを実感した次第です。
シゲさんに賛成なう&人間万歳!!!\(^o^)/!!!
シゲさんも一週間おしごとおつかれさまでした。
良い週末をおすごしくださいませ( ´・ω・`)_且~~♡感謝 拝